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思いつきの備忘録 4/10

 最近の流行り言葉、クリエイティブについて思うこと。

 マクロなレベルにおいてクリエイティブである人やクリエイティブであること、という言い方はあまり意味をなさないと思う。新幹線が既存の技術の組み合わせで作られたのは有名な話たが、世の中のクリエイティブな事業や企画のアイディアは往々にして他の人たちのもっと小規模な取り組みだ。新規企画に潤沢な資金と時間、人材を割くことをクリエイティブと呼ぶなら、それでもいいだろうとは思う。

 むしろもっとミクロなレベルにおいては、クリエイティビテイは一種の能力として捉えられるものであると考える。クリエイティビティが求められる分野に3年ほど身を置いてみて感じることは、クリエイティビティとは人に言われてもいないことを継続する力だ。特に価値を認められず、あるいは尻を叩かれることもないこと、例えば絵を描くとか、ブログを書くとか、けん玉を練習するとか。誰に干渉される必然性もないものを、それでも長年続けられる人はどの分野でもある程度クリエイティブな人と呼ばれているように思う。