みんな次のSNSを探しているみたい。アップデートをサボってる私はまだ何の制限もなく使えるけど、フォロー垢が根こそぎ消えたSNSにいつまでいても仕方ないのかも。
妻によく聞かれる。ツイッターおもしろい？って。いつも、全然面白くないって答えていた。昔は良かったとみんな言うけれど、ツイッターが心の底から楽しかったことなんて一度もなかった。リアルの生活が退屈で仕方なくて、どれだけ下品なミームを作れるかコンテストであっても、眺めていれば少なくとも読む文字には困らなかった。
アル中が手の震えを止めるために呑むようにTLをくる、斜に構えた活字中毒者が私だ。他人となんて繋がりたくないけど一人でいたくない、自分に似た根暗たちを見ていると心が落ち着いた。自分のとことん役立たずな才能に夢中になってる人と、そうでなければ明日の天気を気にしてる人。ディランの「廃墟の街」がまさしくツイッター。「もうまともに文字も読めないんだから、手紙なんて止してくれ。欲しいのらツイッタランドからの便りだけ」
